こんにちは。スモールビジネスのためのデザイナー、ホシカオリです。
「自分の個人的なことは、ビジネスに関係ないよね」と考えている方も多いと思います。
でも、これからのビジネスは、商品やサービスの「強み」の時代から「個人」が注目される時代になると言われています。
なぜかと言うと、今の時代は情報に溢れ、商品が溢れているからなんです。
物の価値は低くなり、変わりに共感や体験に重きを置かれるようになっています。
そこで必要なのが、お客様の課題解決と、個人の発信をすることです。
でも、「個人のプライベートなことを発信することは嫌われるのでは」と思ってらっしゃるかたもいると思います。
ここでは、自分の魅力を発信するメリットをわたしの体験談を交えてお話ししていきます。
個人を発信することに必要なSNS
あなたはビジネス目的のためにSNSを利用されていますか?
わたしも、デザイン事業の情報発信としてInstagramとFacebookを利用しています。
ビジネスのためのSNSは、趣味アカウントと違って、工夫が必要になりますよね。
自分中心の発信から、お客様中心の発信に切り替える必要があるからです。
でも、SNSは元々、人と人の交流の場として作られたものなので、ビジネス感が強いと「この人は売りつけてくる」という印象がついてしまってマイナスなイメージを与えてしまうこともあります。
(Twitterはビジネス感満載でも喜ばれる傾向がありますが)
なので、お役立ち情報や日常の発信(「〜を食べた」「こんな体験をした」)などとバランスを取って発信することが大事になっていますよね。
でも、ここまでは「興味を持ってもらう」というフェーズになります。
興味を持ってもらうだけでは、なかなか商品やサービスの購入まで行くことが難しいという現状があります。
では、どんな内容にすれば興味から行動(見積り相談や購入)に繋がるのでしょうか?
それは、一つには、ファンになってもらうことが大事です。
わたしの体験から見えてきたこと
ファンになってもらうためには、商品の魅力も大事ですが、「ホシさんから買いたい」と思ってもらえるようにしていくことが大切です。
そのためには、個人のことを発信する必要があります。それは、成功談だけじゃなくて、自分の弱さや失敗も含めた自分の人生の在り方を含みます。
ここで、わたしの個人的な話をすると、わたしはハイリー・センシティブ・パーソン(すごく繊細な人)という特性を持っています。
具体的な特徴としては、
- 些細なことに動揺する
- 大きな音がとても苦手
- 人が抱いてる感情を推測して勝手に傷ついたり怒ったりしてしまう
- 刺激の許容量が少なく体調を崩しやすい
などがあります。
この特性が原因で生きづらさを抱えていきてきました。
また、「そもそもなぜ〜なのか」と深く考える特徴もあったので、「ルール」などがあると煩わしく感じて、人と同じことをできないということもありました。
でも、この特徴のおかげで、人の感情や考えていることを理解しやすかったり、「本当にこれはお客様の役に立つのか」を考えられるというメリットがありました。
デザインのお仕事をしていく上でとても役に立っているなと感じています。
以上のような個人的な体験を、InstagramとFacebookに勇気を出して書いてみたんですね。
投稿する前は「わたしの本当の姿を出したら嫌われるかもしれない」と思い少し怖かったです。
でも、実際は逆でした。
いつもの3倍以上のコメントやいいねをいただき、普段交流がない方も励ましてくれるなどの現象が起きました。
このとき、フォロワーやお友達の方とぐっと距離が近くなれた感じがしました。
自分の弱さを出したことで、人間味が伝わり、親近感を持っていただいたと思います。
この親近感は、お客様との関係を作るのにとても大切なことだと思います。
冒頭でも言ったように「商品を買いたい」より「誰々さんから買いたい」にしていく必要があるからです。
ただ、これをSNSをやりはじめてすぐの頃にやるのは注意が必要です。
なぜなら、弱さだけの発信では、「この人はネガティブな人なんだな」という認識をされてしまうからです。
まずは、あなたの体験や有益な情報をシェアすることからはじめてて、フォローやいいねが増えてから、ご自分の話をするのをおすすめします。
どのツールで発信していけばいいか?
個人の発信をしていくときにどのツールを使っていけばよいか迷いますよね。
SNSにはLINE、Facebook、Instagram、Twitterなどがあります。
LINEは別として、個人のことに興味を持ってもらいやすいのがInstagramとFacebookです。
Instagramは利用者が伸びているSNSで、2019年の発表では3,300万人の利用者がいます。
また少し前までは若者のツールとして使われていましたが、現在は40〜60歳のユーザーが増えています。
さまざまな年齢にアプローチできるのもメリットです。
見た目や声など人柄を見るために写真やインスタライブなどを用いることができるので、他のユーザーとぐっと距離が近くなりやすいです。
Facebookでは、一部で「オワコン」など言われていますが、ビジネス利用している方も多く、わたし自身も人柄を知ってもらうツールとして活躍しています。
リアルで出会っただけでは、「この人はこういう人」という印象がつきにくいと思います。
でも、Facebookにビジネスの投稿だけでなく、自分のライフストーリーや気付きを投稿することで共感が得られ、「〇〇といえばあの人」という意識を持ってもらいやすいです。
わたし自身も、Facebookからのお問い合わせが6割り程度あります。
まだまだ活用できるツールですので、利用してみてください。
Twitterはテキストがメインでやや人柄が伝わりにくいという印象があります。
また、同業者が集まるという傾向があると感じています。
お客様と繋がるためには、意識して他業者と接する必要があると思います。
でも、同業者が集まってきたときは、同業者向けのコンテンツを発信すれば、有益な情報として受け取ってくれる可能性があります。
同業者向けのスクールなどを考えている方は活用できるかと思います。
興味からファンへ
ファンになってもらうには、有益な情報を発信するだけでは足りないです。
「情報をくれる人」というだけでマネタイズすることができない場合が多いからです。
お客様に買っていただくためには、「〇〇さんと仕事がしたい」「〇〇さんのサービスを受けてもらいたい」というフェーズまで持っていくよう意識して投稿をしてみてください。
そのためには、自分の失敗や弱さも含めて(最後には誰々の役に立ちたいという思いを綴ることが大切ですが)自分のエピソードを語ってみることをおすすめします。
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